Anime Quester

アニメについての発信(ビジネス・モデル多め)と、映画の感想。ご連絡は tackman.anime(あっとまーく)gmail.com にてお待ちしてます。

夏アニメエクスプロイテーション映画:『未来のミライ』

個人的には、面白かった。
主人公である4歳児くんちゃんの、ちょっとした仕草や、わがままっぷりがとっても魅力的(「好きくない!」を連発しながら駄々をこねまくるムカつきが堪らない!)。
4歳児が、補助輪なしの自転車にチャレンジしたり、お気に入りのズボンが無いと言って癇癪を起したり……といっただけのアニメを、とびっきりの作画で見られるのである。
そこに魅せられながら見ていたので、「くんちゃんが遭遇した、家族にまつわる不思議な出来事のスケッチ」という短編が4作続くような構成も、苦にはならなかった。
例えて言うなら、親戚の子どもをある日の午後だけ預かった時のような、くたびれたけど元気をもらったような気分で劇場を後にした。

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群像劇は難しい:『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』

これまで、劇場版ポケモンのストーリーは「サトシ(or +仲間一向)が、ゲストキャラと共に、幻のポケモンが絡んだトラブルを解決する」というものが定石だった。今年の映画の最大の特徴は、劇場版ポケモンとして初の群像劇になっていることだ。

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イデオロギーが無い幾原作品:『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』

2.5次元ミュージカルの雄・ネルケプランニングがガッツリ企画に入っているアニメ、個人的には初見で「おお!」と新鮮に移ったのですが、先例あるのでしょうか。ネットフリックスで世界一斉配信の日本発オリジナルアニメが作られるようになった一方で、「ライブやイベントへの先行予約券封入」施策でパッケージ売上を増やす新たな切り口として、「2.5次元ミュージカル」が出てきた。
時代の変化だな~と思います(適当)

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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』:ただ虚無、女の子は美しかった

ジュラシック・ワールド/炎の王国』最速上映を見て参りました。

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主演のクリプラを食う存在感を放っていたのが、新人女優イザベラ・サーモンさん。
彼女が演じる、とある屋敷に閉じ込められていた女の子が、自分の出生の秘密を知り、最後は自分の意志でパンドラの箱を開ける。そして、世界は文字通りジュラシックワールドに!
最後は、ラプトルのブルーが、たぶんカリフォルニア州のどっかの街を見下ろしながら、咆哮をあげるような感じで終わりました。


次回作の冒頭映像は、「自由を手にした恐竜たちが、在りしジュラ紀のような大繁栄を目指して暴れまくる」という図でしょう。パークに対する懐古愛のみで引っ張るのはそろそろ限界で、地球全体を巻き込んだ恐竜サバイバルにしないと興行になりづらい……という思惑なのでしょうか。「それ、ジュラシックパークとしてアリなの?」と突っ込まずにいられない大風呂敷の一方、イザベラ・サーモンの成長譚としては、満足する一本でした。

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8月公開『ペンギン・ハイウェイ』独断的予想的下馬評

8月。怒涛の夏大作公開シーズン!色々あるのですが、個人的に楽しみなのはアニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』、スタジオ・コロリド石田祐康監督の最新作です。

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『Back Street Girls -ゴクドルズ-』が面白い

夏アニメが始まりましたが、今のところ個人的にとっても楽しいのは、『Back Street Girls -ゴクドルズ-』というコメディアニメです。


お話は、失敗をやらかしたヤクザが、組長の命令(趣味)で性転換と全身整形手術をさせられ、地下アイドル「ゴクドルズ」としてデビューする、というものです。

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