Anime Quester

アニメについての発信(ビジネス・モデル多め)と、映画の感想。ご連絡は tackman.anime(あっとまーく)gmail.com にてお待ちしてます。

群像劇は難しい:『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』

これまで、劇場版ポケモンのストーリーは「サトシ(or +仲間一向)が、ゲストキャラと共に、幻のポケモンが絡んだトラブルを解決する」というものが定石だった。今年の映画の最大の特徴は、劇場版ポケモンとして初の群像劇になっていることだ。

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イデオロギーが無い幾原作品:『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』

2.5次元ミュージカルの雄・ネルケプランニングがガッツリ企画に入っているアニメ、個人的には初見で「おお!」と新鮮に移ったのですが、先例あるのでしょうか。ネットフリックスで世界一斉配信の日本発オリジナルアニメが作られるようになった一方で、「ライブやイベントへの先行予約券封入」施策でパッケージ売上を増やす新たな切り口として、「2.5次元ミュージカル」が出てきた。
時代の変化だな~と思います(適当)

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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』:ただ虚無、女の子は美しかった

ジュラシック・ワールド/炎の王国』最速上映を見て参りました。

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主演のクリプラを食う存在感を放っていたのが、新人女優イザベラ・サーモンさん。
彼女が演じる、とある屋敷に閉じ込められていた女の子が、自分の出生の秘密を知り、最後は自分の意志でパンドラの箱を開ける。そして、世界は文字通りジュラシックワールドに!
最後は、ラプトルのブルーが、たぶんカリフォルニア州のどっかの街を見下ろしながら、咆哮をあげるような感じで終わりました。


次回作の冒頭映像は、「自由を手にした恐竜たちが、在りしジュラ紀のような大繁栄を目指して暴れまくる」という図でしょう。パークに対する懐古愛のみで引っ張るのはそろそろ限界で、地球全体を巻き込んだ恐竜サバイバルにしないと興行になりづらい……という思惑なのでしょうか。「それ、ジュラシックパークとしてアリなの?」と突っ込まずにいられない大風呂敷の一方、イザベラ・サーモンの成長譚としては、満足する一本でした。

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8月公開『ペンギン・ハイウェイ』独断的予想的下馬評

8月。怒涛の夏大作公開シーズン!色々あるのですが、個人的に楽しみなのはアニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』、スタジオ・コロリド石田祐康監督の最新作です。

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『Back Street Girls -ゴクドルズ-』が面白い

夏アニメが始まりましたが、今のところ個人的にとっても楽しいのは、『Back Street Girls -ゴクドルズ-』というコメディアニメです。


お話は、失敗をやらかしたヤクザが、組長の命令(趣味)で性転換と全身整形手術をさせられ、地下アイドル「ゴクドルズ」としてデビューする、というものです。

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感想『パンク侍、斬られて候』:湯浅監督版のアニメで見たい

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昼間、マックでフィレオフィッシュセットを食べたことをすっかり忘れ、ルンルン気分の夕方バルトナインでフィッシュアンドチップスを頼んでしまい、着席してから「あ、これ昼とほぼ一緒の食べ物じゃん……」とテンション下がりまくりの折、見て参りました。

芥川賞作家・町田康が2004年に発表した異色時代小説を、「新宿スワン」の綾野剛主演、「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の宮藤官九郎による脚本、「狂い咲きサンダーロード」の石井岳龍監督のメガホンで映画化。江戸時代を舞台に、隠密ミッションをめぐって繰り広げられる10人の男たちの腹の探り合いと、1人の女をめぐる恋の行方、そして謎の猿将軍が明かす驚がくの真実を描き出す。超人的剣客にして適当なプータロー侍の主人公・掛十之進を綾野が演じ、喜怒哀楽と活劇が入り交じる難役に挑む。共演にも北川景子東出昌大染谷将太浅野忠信永瀬正敏ら豪華実力派俳優陣が集結。さらに物語の鍵を握る猿将軍・大臼延珍(デウスノブウズ)を、永瀬正敏が特殊メイクで演じる。 パンク侍、斬られて候 : 作品情報 - 映画.com

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美しい人

インターン終業後の夕方に、渋谷で待合わせを指定され、いざ落ち合って「どこ行くの?」って聞いた質問を無視され、電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、確か神奈川県のどっかまで連れてかれたんですよね。

で、着いた先が、美輪明宏さんのコンサートでした。「私がなぜ、美輪明宏好きだって知ってる?!」を超えて、今まで一番うれしい誕生日プレゼントでした。

私が残酷なのは、たった今、その彼の名前を、苗字しか思い出せなかったんです。とても美意識が高い人で、彼のアパートに置いてあったシャンプーはサロン直販しかしない高いブランドモノで、「なんで、お前はそんなに化粧下手なの?」って、たびたび苛々注意された。「うるさいなー!!!面倒くさいんだよ!!!」って口答えしながら、お風呂上りに、ドライヤーしてもらいながらブラッシングしてもらったことが、懐かしいです(男女逆なシチュエーションが、何となく在りがちな気がすること……)

ラジオが好きで、よく聞いているのですが、時たま、ACの広告だとか、あるいはご自身の舞台の宣伝で、美輪さんの声を聞くので、とても美しかった彼のことを思い出しました。


美輪明宏さん、届かない憧れとして、背筋が伸びます。